盛岡市紺屋町7の14のアメリカン雑貨店のSweet Heart(スイートハート、加藤喜美代表)は9月2日で開店から1年が経過した。秋田県大曲出身の主婦、加藤さん(49)が開業した小さな店舗だが、レアモノのアメリカン雑貨が並び口コミなどでファンを広げている。
個店魅力アップ・空き店舗活用支援事業(盛岡市・盛岡商工会議所・盛岡まちづくり会社連携事業)の認定を受け、店舗改装のための補助を受けた。
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開業2年目のスイートハート |
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店は約15平方メートル。アメリカの40年代にはやったガラス雑貨、ファイヤーキングやオールドパイレックスなどのブランド品を中心に国内雑貨を含め約500点が並ぶ。
青や赤、黄色などのカラフルな色彩やデザインのマグカップや皿、ボール、手作り人形などが販売されている。1点で3千円から数万円のレアものもある。
加藤さんは長年、趣味でファイヤーキングなどの古き良きアメリカの雑貨類を中心に収集していた。子供も育て上げ、新しい人生を歩もうと店の開業を決めた。
「長年、好きな雑貨類を集めてきた。好きな雑貨を販売することで新たな人生にチャレンジしたかった。夫には大曲でどうかと言われました。でも盛岡にはファイヤーキングを売る店やファンも多く、開業するなら盛岡と決めた」と加藤さん。
市内の不動産屋を訪ねて物件を探した。「盛岡の街については知りませんでした。昨年4月にたまたまこの店の物件に出合いました。48歳になったわたしの誕生日でもあったので」と言う。
レア商品などは独自のルートがあり、海外在住の知り合いなどにも依頼し集めている。「商売はまったくの素人。どうしてよいか困った。何気なしに盛岡商工会議所を訪ねて支援事業があることを知った。出店計画などの申請書類があり経営の勉強になると思い、一生懸命に書いた」。
開業して3カ月は閑散とした状態。12月のクリスマスで来店客が増加し市内のフリーペーパーなどにも取り上げられ知名度もアップ。全国販売の専門雑誌に掲載されることも。
「顧客は40、50代の女性が一番多い。マニアもいる。会話を大事にしている。欲しいモノがあれば店で探すことも。ほかで探せずに当店で見つけて喜ばれたり」「大変なこともあったけど、1年間どうにか過ごしてきた。固定客も付いた。自分一人分の生活ができる程度にはなった。地域の方々、会議所の職員、わたしの仕事を理解してくれた家族の支援があったため」と加藤さん。
「2年目は口コミでさらに顧客を増やしたい。ネットも活用して販売したい。当店にしかないレアな商品がたくさんあるので。これからもお客さんとの会話を大事にし徐々に広めたい」と話していた。
営業時間は午前11時から午後7時。定休日は水・木曜日。問い合わせは電話656−6123。 |