矢巾町の松川善光さんの個展が9日まで、紫波町のビューガーデンで開かれている。屋内外に新作石彫5点を展示している。
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「永久機関2007」 |
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町内を一望できる芝生の斜面に設置されたのは「永久機関2007」(幅120×高さ80×奥行き40センチ)。黒御影石の土台に真っ白い大理石の5つの歯車を配置。左上に設置された金属の風受けが回ると、全体の歯車に作用していくという設定だ。
渦のように丸めた金属を内側に配した中央の歯車と、その歯をかむねじのような部分が、一番気に入っている。
歯車というモチーフが好き。それは「繰り返す形が美しさの一つの要素」と思うから。今回は特に、歯車の歯の高さや幅の具合にも気を使い「どういう形が繰り返せばきれいに見えるか」と気にしながら制作した。
「永久機関」は動力を使わずに永久に動き続けるものとして、松川さんが長年取り組んでいるシリーズだ。「機械は何かの目的を果たすために動くもの。だが、この作品はもし動いても目的がない。それは自分でも引っ掛かってはいる」という。
永久機関としてエネルギーをうまくつなげるために、試行錯誤を繰り返しているが、まだまとまった形にはなっていない。その課題を次作につなげたいと思っている。
午前10時から午後5時まで。紫波町小屋敷字新在家1の11、電話番号019−693−7882。 |