2007年 9月 11日 (火) 

       

■  飲食費で認めるのは朝食のみ 盛岡市議会が政調費で使途基準

 盛岡市議会の議会制度検討委員会(菊田隆委員長、委員12人)の第9回会合は10日同市役所で開かれ、答申に盛り込む使途基準マニュアルの細目をとりまとめた。12日招集の9月定例会中に再度会合を開き、条例改正を含めこれまでの見直し内容を議長に答申する。条例改正などの本格導入は08年度からを目指し、使途基準などは今年度後半から可能なものは適用する。

     
  政調費使途の答申内容すべての検討を終了させた盛岡市議会の議会制度検討委員会第9回会合  
 
政調費使途の答申内容すべての検討を終了させた盛岡市議会の議会制度検討委員会第9回会合
 
  同日は使途基準細目のうち研究研修費・調査旅費(グリーン車料金、日当など7項目)資料購入費(新聞購入など)広報費(政党活動、後援会活動との線引きなど6項目)その他経費(備品、政調費と自己負担の按分、会派消滅時の所有権)について各会派の報告後、答申用に意見集約した。各項目は大きく▽継続▽廃止▽新たに条件を加えて継続する│に分類できた。

  研究研修費・調査旅費では▽研修会などの会場使用料や講師謝金の現状維持(上限非設定)▽自家用車の燃料費は1`15円か実費の安い方を優先する(年1回見直し)▽日当の廃止▽視察先への地場産の土産代を認める▽新幹線グリーン車料金は認めない▽飲食費は宿泊時の朝食のみ認める▽海外視察は条件を設定して認める|。

  資料購入費では、新聞購読について一般紙のうち3紙目以降、3紙のみ支出を認め、収支報告に3紙以上の購入を証明する領収書を添付する。スポーツ紙、政党機関紙への支出は認めない。

  広報費は広報紙発行について政党活動や後援会活動との区分について条件を付けて認めることとした。ほかにも▽政調費を用いて広報を出す場合にはその旨を紙面に明示する▽支出の印刷、紙代などの内訳書の報告書添付▽郵送料は切手ではなく料金別納▽政調費を用いた広報は他議員も閲覧できる制度を確立する|などの基準と制約を設けた。

  同日の協議で、答申に盛り込むすべての内容が決まった。これを踏まえ定例会中の第10回検討委で内容を確認後、議長に答申する。議長は幹事長会議や議会運営委員会を開いて最終決定する。条例改正は早ければ12月議会にも提案し来年4月施行を目指す。

  答申では交付対象が会派から個人になるが、可能なものは10月から使途基準などを適用したい考え。

  菊田委員長は会議後、「時間をかけて真しな議論の中で結論に達した。会派にも持ち帰っておりほぼ内容通り決まると思う。これからのわれわれの運用の仕方、お互いに決めたルールをきちんと守り、来年度以降市民から使途について指摘されないようにすれば、決定した内容からも市民の理解は得られる」と話した。

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