2007年 9月 14日 (金) 

       

■  〈漢方豆辞典〉18 白澤順 口の中が苦いとき

 東洋医学的には「口が苦い」という症状は、肝臓の肝や胆嚢(たんのう)の胆の働きが悪くなった状態と考えます。肝と胆は深い関係がありまして、特に胆汁の苦味が口にあふれてこのような症状が起きると考えられています。慢性化し悩んでいる方もおりますし、風邪をひいた時に経験された方もいると思います。

  漢方でいう肝や胆というのは西洋医学で言う肝臓や胆嚢とは少し意味が違ってきます。

  肝(胆)が据わるとか肝(胆)をつぶすという言葉がありますが、胆は決断力をつかさどる場所、そして考えを生み出す場所と考えられています。

  悩み事やストレスなど精神的な影響でもこれらの症状が出ることがあります。このような場合は柴胡(サイコ)という生薬が配合された漢方薬を体質に合わせて使うことで改善が期待できます。

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