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10体の地蔵が盗まれた盛岡市上飯岡の長善寺の墓地 |
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盛岡市上飯岡の墓地で14日までに、墓石とともに設置されている地蔵10体が盗難に遭っていたことが分かった。被害に遭ったのは曹洞宗長善寺(晴山弘己住職)の墓地で、14日に墓参りで墓地を訪れた檀家がなくなっていることに気付いた。これまでは盗まれたことはなく、関係者も「何の目的があって持っていったものか」と困惑している。
現場は飯岡山の中腹に設けられた墓地で、700基ほどある墓の中で比較的道路に近い個所からのみ持ち去られている。盗難に遭った地蔵はほとんどが約50センチほどの石製で、大人であれば人の力だけで持つことも可能な重さ。台座部分は接着剤で固定されていたが、強く押せば台座から外れるという。
寺によると13日に用事で付近を通りかかった石材屋さんが自分が手がけた地蔵が設置されていないことに気づいたという。まさか盗難とは思わず、警察には知らせなかったという。このため、地蔵が持ち去られたのは13日より前の可能性もある。寺では被害がまとまり次第警察に届け出る考え。
墓地の付近には民家もあるが、山に面して比較的車の通りも少ない。誰でも自由に立ち入ることができるようになっているため車が止まっていても不審がられる可能性は低いという。同地域では07年春に連続して空き巣の被害があったため、警察がパトロールを強化し、夜間にも見回りが行われていた。
残っている地蔵の中に壊されたり、倒されたりしているものがないことからいたずら目的とは考えにくいという。新しいものだけではなく20年以上たったものも被害に遭っていることなどから、誰が何の目的で持ち去ったかは謎のままだ。
住職の妻の明子さんは「何でそんな罰当たりなことをするのか。わざわざ供養のためにあげているものを理解できない」と憤る。一方で「転売目的かと思ったが、新しいものだけでなく盗まれている。何が目的なのか分からない」と不可解さに戸惑ってもいる。
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