2007年 9月 17日 (月) 

       

■  人馬一体の妙技披露 盛岡八幡宮でやぶさめ行事

     
  盛岡八幡宮例大祭のフィナーレで観客を沸かせた流鏑馬本儀  
 
盛岡八幡宮例大祭のフィナーレで観客を沸かせた流鏑馬本儀
 
  盛岡八幡宮例大祭のフィナーレを飾る勇壮な流鏑馬(やぶさめ)本儀が16日午後から境内の特設馬場で行われた。3人の射て奉行が、コース場に設置されている3カ所の的を目掛け3回ずつ挑む。23年間連続して射て奉行を務めている伊藤正則さん(55)が9本の矢すべてを命中させる離れ業を演じコース沿いの観客から盛んな拍手を浴びた。

 同日は朝から小雨模様の天候となった。流鏑馬本儀に臨む一行は午前6時30分から、中津川の中の橋下流河川敷で清め払いした。

  本儀は午後1時に開始。コースの全長は420メートル。馬場清めの儀式に続いて岩手大学馬術部の奥陽子さん(22)が試技に出場した。今年で3年目。2回の試技で6本中2本命中させたが「来年は3本命中させたい」と意気込んでいた。

  本儀には伊藤さんのほか、二の射て奉行に大森康次さん(58)、三の射て奉行に菊池茂勝さん(57)のベテラン3人が臨んだ。介添え奉行に岩大馬術部員が参加している。

  射て奉行が全力疾走する馬上から的を目がけて次々と矢を放った。ビシッと的に命中。続いて介添え奉行が「よういたりや」の掛け声とともに扇を広げて全力疾走した。

  観客は身を乗り出して見入っていた。

  初めて全命中した伊藤さんは「3年目になる馬ですが、よく走ってくれた。今まで波があったが、今年は調子が最高だった。あと2年は務めたい」と笑顔で話していた。

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