2007年 9月 17日 (月) 

       

■  天皇杯サッカー ガンジュは初戦で敗退

 第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会(日本サッカー協会主催)は16日、盛岡市永井の盛岡南公園球技場で1回戦が行われ、岩手代表のFCガンジュ岩手は埼玉代表の埼玉SCと対戦し3−2で惜敗した。県勢初の初戦突破が期待されたが、全国の厚い壁にはね返された。

  埼玉SCは堅実な守備が持ち味。中盤での積極的なプレスにFCガンジュは戸惑った。

     
  後半残り時間わずか、敵陣ゴール前で必死にボールを競り合う選手たち  
 
後半残り時間わずか、敵陣ゴール前で必死にボールを競り合う選手たち
 
  開始13分、探り合いから攻めに転じ始めたガンジュの出鼻をくじくように埼玉が先制。15分後に敵陣ゴール前でパスを受けたFW岡本が敵ディフェンダー2人を横にかわし、ゴール右隅に豪快なシュートを決めて同点にした。

  しかし前半に2点目を許し、迎えた後半も中盤の厳しいプレスと、こぼれ球を拾ってシュートを狙ってくる俊敏な動きにガンジュはペースをつかめない。後半12分には3点目を追加された。

  ガンジュは両サイドにボールを散らし、敵陣深く走り込んでチャンスを待った。残り10分を切るとDF太田が高い位置に入り、果敢に仕掛ける。守る埼玉の中央にボールを集めた。後半44分、左コーナーキックからボールを受けた太田が右足で固いゴールをこじ開けた。

  太田はロッソ熊本から11月までレンタル移籍。「ガンジュは普段、レベルが高いところで試合できていない。大した実力の差はないのに」と悔しがった。

  武藤真一監督は試合後、「点数は1点差だが内容的にはもっと点差が開いてもいいような試合だった。パスミスなどの自爆が目立った。岩手代表として戦えたことを良い経験とし一から頑張りたい」と話した。

  「いつも通りのプレーができなかった」。試合後、多くの選手がそう語った。主将のGK田中は「まったく良いところが出せなかった。修正の時間を与えてくれないレベルの高いチームだった。完敗だ」と肩を落とした。

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