2007年 9月 18日 (火)
■ 木賊川が警戒水位を超える 住民に避難勧告
盛岡市みたけ6丁目と滝沢村穴口境の県管理河川木賊川に架かる愛称「うしばし」付近では17日午後4時、警戒水位に達した。これを受け、市はみたけ6丁目20番、21番の41世帯、107人に避難勧告を発令。みたけ児童センター、城北小、北陵中学校の3カ所に避難所を設置した。
排水ポンプ車を使って「うしばし」下流から上流に排水する作業の行われた木賊川(17日午後5時すぎ)
木賊川は同日夕、水かさが橋げたに接するまで上昇。国土交通省の排水ポンプ車が出動して排水作業が行われ、溢水(いっすい)による住宅の浸水被害防止へ土のう積みなど対策も講じられた。
排水作業は直径約25センチのホースを使って橋の下流から上流に動力で排水するもの。作業員が下流にホースを固定し、上流部に渡して排水した。
午後4時以降には川の水が橋げたに衝突し、流されてきたごみが詰まって溢水しそうだった。5本のホースで排水準備が整った午後5時半ごろには橋げたの下部がやや見える程度になった。
地域住民らは午後4時ごろから住宅前や建物のない道路づたいに土のうを積み上げる作業を行った。このため橋の区間は通行止めとなった。両市村、警察、消防も出動してパトロールや作業に立ち合った。周囲では排水作業を住民が見守った。
ある住民は「排水で一時的には収まったかもしれないが、これからさらに降り続ければどうなるか心配だ。今夜は寝ずの番をしなければならないかも」と不安そうな表情だった。「大雨や台風になるといつもこうだ。少しずつ水防の改修はされているが、抜本的な対策がやはり必要だ」と話す住民もいた。
◇ ◇
滝沢村は17日午後6時すぎ、木賊川溢水(いっすい)の可能性が高まったとして同村穴口地区法誓寺自治会の760世帯、約1800人に避難勧告を発令した。避難場所は北陵中学校。発令前に自主避難した住民もいた。小岩井ニュータウンでも水路の溢水による浸水を恐れて、同地区コミュニティーセンターに自主避難した住民も出た。
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