2007年 10月 6日 (土) 

       

■ 周辺町村との連携組織「年内にも」 谷藤盛岡市長が意欲

 盛岡市の谷藤裕明市長は5日の会見で、市長選の公約にも掲げた周辺町村との連携組織設置について「本年中に事務レベルで協議を呼びかけていきたい。わたしとしては今年度中に立ち上げたい」との考えを示した。設置の具体的な時期は明言していない。周辺町村は広域合併に慎重な姿勢が強いことから「合併を前提に集まってもらうことではない」と強調している。

 谷藤市長は連携組織の構成を、紫波町、矢巾町、雫石町、滝沢村と同市を含む5市町村と説明している。

  対象町村の反応については「正式に呼びかけてないので、町村長の受け止め方はさまざまだと認識している。今後胸襟を開いて意見交換していきたい。それぞれの地域課題は協力し合った方がより住民サービスが向上し、地域の発展につながるのではないか。そういうことを協議していくのは大切だと思う」と述べた。

  一方、県の市町村合併推進審議会が実施中の聴取から、町村の反応は報道を通じて連携組織呼びかけを知ったと不快感を示す首長もいる。合併を前提とした連携組織であれば不参加の意向を示す首長もいるようだ。

  谷藤市長は「常に広域連携を大切にしていきたいとの思いは以前から機会を通じて申し上げてきた。結果として旧玉山村と合併したが、それ以前の勉強会もあった。思いは引き続きあると理解いただいていると思っているし、常に発信していく」と言及した。

  連携組織の協議内容の例として「観光面を生かし切っていくには連携した方がいい。平泉の文化遺産登録でも動線部分、受け皿として北の部分に誘導していく部分でも必要になる」と説明。

  共通課題を掘り下げ、それをテーマに取り組む考えであり、「合併ありきで集まることではない。協力し合った方が住民サービスや魅力アップにもつながる」と強調した。


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