2007年 10月 18日 (木) 

       

■  〈都市計画道路盛岡駅長田町線〉旭橋から東を4車線化 中央通までの140b区間

 県は、都市計画道路盛岡駅長田町線の材木町〜中央通間140メートルの4車線化に着手する。整備完了は2014年度(平成26年度)の予定で、事業費は約20億円と試算。今年度は道路の拡幅と電線地中化、歩道の消雪工事の詳細設計を行い、08年度から5年間かけて拡幅に伴う用地交渉と取得をし、建物などの移転を終えてもらう考え。13、14年度の2カ年で実際に拡幅工事を実施する。

     
  2014年度に4車線化される予定の盛岡駅長田町線の材木町、長田町の区間(旭橋方向から撮影、写真の奧に中央通がある)  
 
2014年度に4車線化される予定の盛岡駅長田町線の材木町、長田町の区間(旭橋方向から撮影、写真の奧に中央通がある)
 
  所管する盛岡地方振興局土木部道路整備課によると、整備するのは長田町工区と呼ばれる盛岡市材木町から同市長田町地内の中央通との交差区間まで。現行は片側1車線で、幅員は歩道を含めて16メートル。これを片側2車線として4車線化し、幅員25メートルに拡幅する。

  拡幅に伴い必要な用地は概算で約1300平方メートル。地権者の特定は工事の詳細設計が完了後となる。事業費の7、8割が建物補償費に充てられる見込み。

  同時に歩道の無散水消雪工事を行い、冬季の積雪、凍結を防止する。旭橋手前までの約70メートルを含む計210メートル区間の電線地中化工事も合わせて行われる。

  盛岡駅長田町線は延長1・15キロ。同市盛岡駅西口から通称マリオスロード、旭橋を通って中央通、本町通の梨木町上盛岡駅線との接続地点までを起終点に、南西〜北東方向に走る。西口では昨年供用開始した都市計画道路盛岡駅本宮線の杜の道と接続し、盛南地区と旧市街地とを結ぶ。

  駅西口や盛南の開発が進み、旧市街地への交通量は年々増加している。市建設部の統計では06年5月の旭橋の交通量は午前7時から午後7時までの12時間で1万1859台。

  1万台を超えれば片側も2車線ないと交通の流れに支障が出るともいわれる。杜の道開通以降は、駅西口からマリオスロード付近や中央通までの混雑が顕著になっている。

  こうした中、長田町工区は97年に事業の位置付けが決まって以降、事業化の諸条件が整ったとして事業着手された。道路、電線地中化、消雪関係の各詳細設計の入札が5日にあった。

  7月23日に地権者ら関係者がいると予想される町内会単位で事業概要の説明会が開かれた。同部では拡幅に伴う用地交渉や移転を踏まえ、詳細設計完了前や次年度以降に地元へ計画などを示し、意見を踏まえながら事業を進める考え。

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