2007年 11月 2日 (金) 

       

■  県生協連が灯油価格を決定 単価6円値上げし25年ぶりの高水準

     
  灯油委員会であいさつする加藤会長  
 
灯油委員会であいさつする加藤会長
 
  県生協連(加藤善正会長)は1日の灯油委員会で、5日から灯油1リットル当たり6円の値上げを決めた。現行の1リットル81円50銭を87円50銭に値上げし、1982年以来の高水準となる。今回の価格改定は、のちに組合員に還元する暫定価格ではなく、24日までの決定価格として打ち出された。18リットルでは1575円で108円の値上げとなる。21日の次回委員会で改めてこの冬の暫定価格を協議するが、26日以降はさらに値上げが予想される。

 加藤会長は「元売り各社はきょうから5円から6円の価格の引き上げを発表しており、先行きまだ上がる予測がある。ひと冬通しての価格の見通しは難しい。既に山形や福島の生協は93円という価格を打ち出してきている。これは1650円から60円の価格。今まで一番高かったイラン・イラク戦争の価格を超える」と述べた。

  県生協連は10月の灯油委員会で暫定価格決定を見送っていた。「残念ながら今回わたしたちも見通した価格で決めることはできないが、これだけ上がるからできるだけ安い価格に置いておかねばならない。しかし経営的にはパンクしているし、現在の価格も10月に仕入れ価格は大幅に上がり、四苦八苦している」と述べ、繰り延べに理解を求めた。11月5日以降はぎりぎりの採算で決定価格として値上げし、次回改めて暫定価格を協議する。

  菊地常務は「リッター6円上乗せした価格を当面は決定価格として提案したい。元売りの価格発表は6円の値上げと発表されているが一部には灯油はそれ以上の値上げするという話があり11月は相当厳しい。現時点では元売り通告の11月の6円を価格に反映させ決定価格にしたい」と述べた。

  値上げ発表後は据え置き期間に給油するため、総配達量は2倍から2・5倍になっていることを報告した。

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