2007年 11月 3日 (土) 

       

■  黒光りする徳丹城遺跡出土の木製兜 古代の輝きまで復元

     
  矢巾町公民館に展示されている木製兜のレプリカ  
 
矢巾町公民館に展示されている木製兜のレプリカ
 
  昨年7月に国指定史跡徳丹城跡の井戸跡から出土した木製兜(かぶと)のレプリカが、2日から矢巾町南矢幅の町公民館ロビーに展示されている。徳丹城跡の木製兜は9世紀前半に製作されたものとみられ、この時代のものとしては国内唯一。町では町歴史民俗資料館に展示するため予算を組み精巧なレプリカを業者に依頼、まだ製作中だが2日から始まった町芸術祭に合わせて展示紹介している。

  木製兜の製作は富山県砺波市の職人に依頼している。奈良県の元興寺文化財研究所から紹介を受けて依頼したという。

  材料は出土品と同じトチの木。同じ形にくり抜き、表側は縦に削って成形した。表面に黒漆を塗っている。

  大きさは前後24・5センチ、左右20センチ、高さ16・8センチ、厚さ2センチ。井戸桶にするために空けられた穴の数も全く同じ。7日ころまで公民館に展示したあと再び富山県の製作者のもとに送り、古く見せるための加工などが加えられ出土品に近い兜にするという。

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