2007年 11月 4日 (日) 

       

■ 〈経済〉夢に向かってチャレンジ再び 犬服専門店目指す太田代さん

     
  ペット衣料品・犬服サくらんポの太田代敬子さんと愛犬サラン  
  ペット衣料品・犬服サくらんポの太田代敬子さんと愛犬サラン  
   盛岡市大通のチャレンジショップ「ネクストステージ」(盛岡まちづくり会社運営)に入居中のペット衣料品・犬服専門店サくらんポ。犬用の衣類やアクセサリーなどを扱っている。店を経営するのは太田代敬子さん(33)。客に対応しながら売れ筋などを調べている。ステージ営業が終了後には新店舗をと、構想を膨らませている。

 同ステージは10月1日から11月30日までの2カ月間の期間限定チャレンジ。飲食、雑貨など5店舗が入居しているが、太田代さん以外は既に起業し独立店も構えている。

  太田代さんは盛岡市出身。不来方高校を卒業後、声楽を学ぶために昭和音大に進学。しかし母親の看病のため2年で退学し帰郷した。市内の会社などでアルバイトをしながら歌い手としてもライブハウスなどで活躍してきた。

  子供のころから犬好きだった。3年前、「既にペットブームのとき。わたしも家族の一員として家の中で小さなトイプードルを飼い始めた。そのときは犬専用の店を持つつもりはなかった」。

  子供のころから音楽の世界で育ってきた。ライブハウスではジャズからクラシックまでレパートリーが広い。市内で一時期、カフェを開きライブもした。

  「9カ月間経営した。1人で料理を作りコーヒーを出し歌う。大変だった。資金が続かず店を閉めた」。それからまたアルバイトをしながら資金を蓄え、自分の一番好きな店を開店する夢に向かい始めた。

  「今、犬はパートナーであり恋人であり子供。そして何より一緒に暮らして癒やされる。だから大切にするために服を着せたり靴を履かせたりする。癒やされたら、癒やしてあげることも」。犬のマッサージの資格も取得した。

  犬の古着から関連グッズなどを扱う店を出そうとチャレンジショップに申し込んだ。「今度は好きな店を開店し維持したい。そのためまずはチャレンジショップで。盛岡商工会議所の創業塾も出席し経営のノウハウも学んだ。今度は成功を」と力を入れる。

  入居から4週間。「古着はすぐ売れる。関連のグッズも。自分が仕入れた服が売れないことも。ニーズを探るためにも出店してよかった。新たな客と知り合いになれたし、店番の愛犬サランを気に入ってくれる客も多い」と言う。

  太田代さんは「年配の女性客の来店が多く犬を飼う女性が多いことを改めて感じている。今はペットの持ち込みが可能なマンションも増えた。これからも市場に期待できる」「あと1カ月ほどの営業。その後の展開を考え物件探しも開始している。中心市街地か郊外かは物件の場所による。基本的には犬の衣類やグッズ。そしてコーヒーショップとの併設。ニーズ調査をしながら新店に向けて頑張りたい」と話している。

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