■ 〈滝沢村の柳村村長〉協調路線で薄れる独自色 間もなく就任1年に
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滝沢村の柳村典秀村長は、昨年の初当選から20日で就任1年を迎える。就任直後の12月定例議会で公約の給与等見直しを具体化するべく、村長の給与を7%削減する条例改正議案を提出したが議会の反発を招いて撤回。苦難の幕開けだった。その後は、やや柔軟な姿勢に転換し、議会との決定的な対立を避けながら独自色を打ち出そうと努めてきたが、村民に新たな柳村色が見え出すにはまだ時間がかかるようだ。
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会見で就任後1年を振り返る柳村典秀村長 |
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今年7月からは就任当初から訴えてきた住民との対話を形にするため、村長とのお気軽トークを開催するなどの取り組みに着手。「住民との対話を前面に押し出してきて、そこに至るプロセスでいろいろ政策としても今実行している」と成果の一つに挙げる。
5日の定例記者会見で柳村村長は「及第点は取ってはいると思うがそれほど高い点数ではないのかなと思っている」と自身の1年を採点。
「自分としては精いっぱいやっているが、当初考えてきたスピードからするとスピードが伴わないのかなと自分の中でジレンマを感じている部分はある」と就任後にぶつかった壁も吐露した。
「住民から見えるこの1年が果たしてどうだったのかということは今後の課題として私自身もとらえている」とも話し、取り組みが具体的に住民から見える成果につながるまでは今少し時間が必要になりそうだ。
角掛邦彦村議会議長は「お気軽トークをはじめ住民に入っているところはいいのでは」と、村政懇談会とは異なる手法で住民の話を聞く機会をつくったことを評価する。
一方で「それが村長の施策としてどう反映していくかはこれからの部分だと思う」と話し、村長自身の考えが大きく表れる「3月の予算編成と施政方針に注目したい」との考えを示した。
村自治会連合会の竹鼻邦夫会長も「目線を常に村民に置いている」と住民との対話の姿勢を評価する。今後は「厳しい財政をしょっている中で取捨選択しながらやることが必要となる」と住民から意見や要望を聞いた中から「どのような村にしていくか。村の顔につながる部分」の決定を村長自身が行う必要性が出てくるという。
来年3月の予算編成には「ようやく自分の思いのものがつくれるのではないか。またつくっていかなければならない」と注目している。
会見で柳村村長は4月に着手した行政機構の見直しについても触れた。「機構改革といっても名称を変えたにすぎない。そういった面では違和感なく受け入れてもらっていると思っている」と話す。
「今の組織の在り方が今のままでよいとは思っていない。より政策が実現しやすい、定員管理等を含めた中で今後見直しは必要になってくる」と、見直しの必要性も挙げた。
三役の給与見直しについても前向きな姿勢を示した。「今後の行財政運営に関して滝沢村は決して楽観できないことからして、わたしとしては12月議会に再度三役の部分について出したいと考えている」と説明。具体的な見直し幅は今後検討するとしている。
取り組むべき課題としては福祉と教育の拠点となる複合施設を挙げる。実質的には11年以降の実現となるが、現在進めている土地計画とリンクすることから「具体的な着手に向かって来年1年かかって計画をつくっていきたい」とした。 |
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