2007年 11月 15日 (木)
■ 八幡平スキー場、今季休業へ
休業の情報が流れた八幡平スキー場(パトロール本部周辺の様子)
八幡平市、県などが出資する第三セクター八幡平観光が経営する八幡平スキー場が今季休業する可能性が強まった。必要な準備を含めた今季の営業は難しいと判断した。今年9月にスキー事業撤退の話が浮上して以降、引き受け先探しや折衝が行われてきたが、見つかっていないのが現状。16日に盛岡市内で取締役会が開かれ休業について協議される。
同市と県によると、13日に同社から今季のスキー場運営を議題にした取締役会の開催通知が届けられたという。一部で休業と報道のあった15日時点では市、県とも「休業について会社から正式な話はない」と話している。
同社は岩手県北自動車(本社・盛岡市盛岡駅前北通)が40・17%、県が19・49%、八幡平市が1・98%など10社以上が出資。社長は三船博敏県北自動車社長で、本社はスキー場のある八幡平市緑ガ丘。経営状況は06年度で2千万円の赤字を計上した。
スキー場は1961年(昭和36年)にリフト2基が整備された。現在は3基ある。県内では2番目に古いスキー場。上級者向けコースだが、7月までスキーやスノーボードを担いで滑る愛好者が多く、初夏まで楽しめる。県外から訪れるファンも少なくない。
スキー場の経営だけみれば収支均衡で推移している。06年度シーズンは県内他スキー場が雪不足に悩んだ中で、豊富な雪量でスキー客を集め、売り上げは対前年比20%増の2598万円だった。
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