2007年 11月 17日 (土) 

       

■ 八幡平スキー場、今季の休業が正式決定

     
  左から三船博敏社長、工藤幹夫常務  
 
左から三船博敏社長、工藤幹夫常務
 
  八幡平観光(三船博敬社長)の取締役会が16日、盛岡市内で開かれ、八幡平市緑ガ丘にある八幡平スキー場の今シーズン休業を正式決定した。取締役会後の記者会見で三船社長は「皆さんからもやむを得ないと承認を得た。歴史のあるスキー場であるので今シーズンの営業をしたいと思って、おやりになる方(引受先の企業)を探してきたが、ぎりぎりの線まできて今シーズンは断念した。しかし来シーズンは何とか営業できるように今後も努力して探していきたい。利用者の皆さんには大変申し訳ない」と語った。

 スキー場は黒字だが、利用客の減少から宿泊の八幡平ロッヂは今春から休業に追い込まれたことを挙げ「経営環境が厳しく克服できない。やむを得ず休業とした」と、宿泊、スキーの一体的な運営が崩れたことが直接の原因と説明した。

  工藤幹夫常務は「スキー場は黒字だが、やるとなれば3年後、5年後にそれなりの費用(リフトなどの設備の更新)がかかってくる」と、設備面での費用負担なども課題となっていることを明らかにした。

  引受先の企業探しについては複数社が手を挙げていたが「具体的には言えないが条件が合わなかった」と述べた。ネックとなった条件については明言を避けた。

  今後については「今まで交渉してきた方たちと再度あたっても同じような結果になるのであれば新規に探すこともある。来シーズンに向けて努力するしかないが、何とか早めに決めたい」と語った。

  雇用者の対応については、スキー場は冬期間のみの季節雇用で15人働いていたが、全員が八幡平の他スキー場で今シーズン働くことが決まり、八幡平ロッヂで働いていた数人の従業員については岩手山サービスエリアに異動した。

  来シーズンに備えて設備のメンテナンスを雪が降り積もる前に終わらせる方針という。

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