2007年 12月 1日 (土) 

       

■ 「シモバシラ」という名の… 岩手大学植物園

     
  初冬の冷え込みでシモバシラの枯れた茎に付着している氷の結晶  
  初冬の冷え込みでシモバシラの枯れた茎に付着している氷の結晶  
  盛岡地方は11月30日、高気圧の影響で厳しい冷え込みとなり、盛岡の朝の最低気温が平年より4・3度低い氷点下5・1度まで下がった。この寒さで岩手大学の農学部附属植物園内には、シソ科の多年草シモバシラの枯れた茎に雪綿のような氷の結晶が付着している。

  同大によると、例年だと12月に入ってから見られるが、今年は寒さが厳しいためか1週間ほど早いという。

  シモバシラは、農学部附属農業教育資料館の横に稙栽されている樹木や植物の場所に生えている。9月から10月にかけて茎の葉柄に白色の花が咲く。初冬の厳しい冷え込みで土中の水分が枯れた茎の表皮を押し広げるように吸い上げられる。

  地面の霜柱状に見られる氷の結晶が茎に付着し、まるで樹氷のように見える。根元から80センチほどの結晶は日差しとともに溶けている。そばの農業教育資料館に勤務している井上幸子さんは「いつも通っている場所ですが、間近に観賞するのは初めてです。まるで綿あめのようですね」と話していた。

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