盛岡市が紫波、矢巾、雫石、滝沢4町村に呼びかけた「広域連携に係る事務検討会議」は3日、同市内で初会合が開かれた。呼びかけに応じた4町村がそろって参加し、会議の目的を確認。広域連携の現状などが説明された。次回は26日開催で、各市町村から広域連携可能な事務事業を持ち寄って協議する。町村側から提案された盛岡広域圏8市町村の協議は今後、連携する内容が出た場合に検討する。
同日は盛岡市長公室企画調整課、4町村の総務、企画関係部課から職員が出席。会合は約40分で終了した。
初回のため▽会議の設置目的▽事務局体制−構成、進行体制−など会議設置に関する申し合わせを確認。協議では広域連携の現状と今後の進め方などについて意見交換した。
これまでの広域連携では、消防関係の盛岡地区広域行政事務組合など一部事務組合、盛岡地区広域土地開発公社などの協定、盛岡広域フィルムコミッションや八幡平国立公園協会など事実上の協議会がある。最も連携の組み合わせが多かったのは市の101組織、4町村は60〜70台の連携組織がある。
次回までに各市町村が住民サービスや行政効率向上の観点から、新たな連携内容を持ち寄る。滝沢村から参加表明時に提案された、個々の課題を5市町村がそろわなくても連携可能な市町村間で実施することについては、持ち寄られた内容で想定される場合に対応を検討する。
会議座長の岩舘仁・市長公室長は冒頭、「今までも広域連携は実施してきた。地方分権の推進や地域間競争が激しくなる中、住民福祉の向上と広域圏の一体的な発展のためには日常的に交流が活発な近隣市町村の連携を一層深めるのが大事だと会議を呼びかけた。まずはスタートをざっくばらんな形にし、胸襟を開いて話をしていきたい」と述べた。
八幡平市、岩手、葛巻両町も加えた協議については「今後進めていく中で、盛岡広域8市町村で協議する話が出てきた場合、5市町村にこだわらない。可能性として8市町村もある」と説明した。
今後の開催日程やスケジュールなどは確定していない部分が多い。谷藤裕明市長が掲げる5市町村の連携組織設置時期は年度内が目標となっており、検討会議の協議内容を踏まえ、5市町村長による自由懇談の開催なども想定される。 |