2007年 12月 5日 (水) 

       

■  雫石町の産廃保管施設計画を業者が白紙撤回 「住民の理解得られず」

 雫石町板橋で産業廃棄物積み替え保管施設を計画していた産業廃棄物処理業「広岡組」(本社奥州市、星寿一代表取締役)が同地区での事業を白紙撤回することが分かった。事業者が3日、地域住民の代表と会って意思を伝えた。同施設をめぐっては板橋町内会(掛端芳孝会長)、住民有志で組織する長山街道沿いの安全な生活を守る会(徐明秀代表)が反対を表明。先月26日には事業者と住民らによる意見交換会も開かれ、景観や周囲の飲食店への影響を不安視する観点から、改めて計画の見直しを求めていた。

 本紙の取材に対し同社は「法律的には問題はない施設で安全面でも自信を持っているが、住民の理解を得られなかった。産業廃棄物を扱う会社としては企業イメージを悪くすることはできない」と撤退理由を話した。県には既に口頭で同地区での事業から撤退する旨伝えており、今週中にも提出済みの事前協議書も取り下げる予定という。

  事業者から説明を受けた板橋町内会の高橋徳行副会長は「わたしたちとしては事業自体に反対するものではない。長山街道の入り口で事業をしている人も多いので余計関心も強かった。こういう決断をしてくれたことに関しては感謝したい」と話した。

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