2007年 12月 6日 (木) 

       

■  地産地消おせちを発売へ JAシンセラ

     
  JAシンセラが開発した地産地消おせち  
 
JAシンセラが開発した地産地消おせち
 
  JAシンセラ(本社・盛岡市下飯岡、長澤寿一社長)は県産食材を使った「地産地消おせち」を発売する。盛岡市の料理研究家梅津末子さんの企画・指導を受けて、地元の食材を使った伝統、食事バランスガイド・食育を意識して考え、添加物を使わずすべて手作りによるオリジナルおせち料理。販売は200個限定で20日まで注文を受け付ける。

  長澤社長は「今年も師走を迎え、梅津先生の指導で地元産の食材を十分使ったJAシンセラならではの地産地消おせちを発表します。地産地消で日本食の形を見直していくチャンスととらえたい」とあいさつ。

  佐々木廣常務は地産地消おせちを紹介し「農業にとっては今年は最低の年。米の値段がここまで下がったことはなく、米作りを辞めたいという方が非常にいる。しかし産直は非常に元気があり、夏ごろから中国産の野菜がほとんど入っておらず地産地消には追い風になっている。地産地消だけでなく自給率向上の問題、日本の食の問題まで消費者が考え出していることを感じる。今回それを全面に出していくことで生産者が元気付き、消費者にとっても安全安心になる」と開発の狙いを説明。

  地産地消おせちは3段重、エビや数の子など2、3の食材以外は県内産の食材。岩手中央農協管内では鶏卵、もちもち牛、アスパラガス、紅玉、大根、ニンジン、しわポークひき肉、シイタケ、ホウレンソウなどを可能な限り使用している。

  企画・指導をした梅津さんは「行事食がなくなってきている。郷土食は足元にあるものでできるはずだったもの。もう一度取り戻していきたいという思いがあった」と地産地消おせちを作った思いを話していた。

  地産地消おせちは盛岡市内と紫波郡の居住者が販売対象。価格は1万8千円(配達料込み)。申し込みは同社仕出しセンター(電話638−2735)まで。

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