2007年 12月 9日 (日) 

       

■  〈美術〉ジャズ・ミーツ・アート展 大場冨生さんら3人が作品

 それぞれに思うジャズを表現した。即興演奏のように一つとなって訪れる人を楽しませている。

     
  大場冨生さんのニューヨークのジャズピアニストを描いた「ジェントルレイン」  
 
大場冨生さんのニューヨークのジャズピアニストを描いた「ジェントルレイン」
 
  大場さんの新作、版画「ジェントルレイン」(72×50a)はニューヨークの象徴である高層ビルと橋、ピアノが一体になっている。いくつものワイヤーで支えられた骨太の橋の延長が一人のけん盤とつながる。「ニューヨークと言えば橋。そしてビル。そんな中で繊細にピアノを弾くジャズマンを表現したかった」と大場さん。遠くでかすむ摩天楼が静かにジャズマンのピアノを聞いているようだ。

  「うしろすがたの しぐれていくか」(72×50a)は真っ黒なジャズマンの後ろ姿を寂しく映し出した。ジャズマンは何を思うのか、高層ビルの下をひっそりと押し分けるようにして去る。裏から油絵の具を刷り込んでぼかす技法を用いている。

  徳持さんの作品はジャズ奏者の勢いある姿を、鉄筋を折り曲げて再現。さまざまの太さの鉄筋を溶接する。一筆書きのようにして空間に現れるジャズマンたちは、見る角度によっても多彩な表情を見せる。

  世界的なフルート奏者として知られるジェレミーさんは、自身のLP盤のジャケットを製作。今回はその原画「Proposal」(52×50)などを展示した。原色系のパステルをふんだんに使い、鮮やかに花咲く草原でフルートを吹く自身を表現している。

  会期は12日まで。時間午前10時〜午後7時(最終日は午後4時まで)。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします