2007年 12月 12日 (水)
■ 劇団ゆうが読み聞かせコンサート 朗読の素晴らしさを知る
高橋さん(手前)と樹原さんプロ2人の演技が光る朗読
NPO法人劇団ゆう主催の読み聞かせコンサート冬は9日、滝沢村の滝沢ふるさと交流館で開かれた。俳優の樹原ゆりさん、高橋和久さん2人のプロが本を朗読。栃木県のマジシャン・澤田誠さんによるマジックでは子供たちを対象に手品の種づくり講習会もあり、体験を通じながら本の楽しさを伝えた。
樹原さん、高橋さんは「ごんぎつね」などそれぞれ子供向けに朗読。スクリーンには挿絵が映し出され、2人の豊かな表現力と相まって子供たちの五感が研ぎ澄まされていた。
大人向けの朗読は作家・浅田次郎氏原作の「天切り松 闇がたり第1巻闇の花道」から。俳優2人のプロの演技が会場を魅了した。
澤田さんは会場から協力者をステージに上げ、割りばしを自在に操る奇術やカードを使った技、協力者だけが分からないマジックと協力者しか分からないものなどを披露した。種づくり講習会は別室で行われた。子供たちはステージでは分からなかった不思議が解明され、感嘆していた。
協力者になった金野圭汰君(滝沢村立滝沢小5年)は「面白かった。何でもないひもでビール瓶をつるしたのが不思議だった」と笑顔を見せた。ステージ後に仲間たちに囲まれ、自分だけ分かったマジックの種を説明した。
同コンサートは06年度から始まり、今回が5回目。同日は予想を上回る家族連れら350人が来場。盛岡市の歌い手・IZMI(いずみ)さんの演奏、特製石焼き芋のプレゼントコーナーもあった。
菊田悌一理事長は「手を伸ばせば本物に届く施設として、コンサートで子供たちの目をひき、楽しませることができたら。俳優の朗読はアナウンサーとはまたひと味違うプロの質の高さ、奥深さがある。一番楽しむのは何かをつくり、持ち帰ることなのでマジックも加えた」と話している。
来年度は現代社会で忘れがちな「感謝」「ありがとう」をテーマに文章を一般公募。プロが朗読、音楽家に作曲してもらう取り組みを計画している。
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