2007年 12月 13日 (木) 

       

■  イオン銀行が目指すもの 片岡政二社長に聞く

     
  片岡正二イオン銀行社長  
 
片岡正二イオン銀行社長
 
  イオン銀行(本社・東京都、片岡正二社長)のATMが盛岡市内の2つのイオンSC(ショッピングセンター)に設置され稼働している。県内では東北銀行(浅沼新頭取)がATM利用を提携。2行のATMでそれぞれのキャッシュカードが利用可能になった。片岡正二社長に聞いた。

 −イオン銀行設立の目的は

  片岡社長 イオンの店舗に来るお客様から土日や夜も営業している銀行があればとの声が多く、そのニーズに応えるために設立した。お客様に親しみやすく、便利で分かりやすい銀行を作りたい。

  −どんなコンセプトか

  片岡 女性や主婦をコアの客として考えている。個々の生活シーンやライフステージに応じた個人を対象としたフルバンキング。また金融と小売りの融合を図り、小売りの視点を活用した楽しい銀行を。誠実にお客様の声を聞き的確に対応したい。

  −女性や主婦をメーンにした理由は

  片岡 OLや主婦層の来店が多いこと。女性の金融への関心が年々高くなっている。家計を預かる主婦の経済や投資信託への関心も高い。プロ顔負けの女性もいる。この傾向は今後も続くと見ている。

  −岩手県内の口座開設数は

  片岡 まだスタートしたばかりで東北全体として約7千口座。ネットでの申し込みが増加している。全国では16万口座ほど。

  −盛岡、岩手県でのインストアブランチの計画は

  片岡 まず首都圏や中部に展開し福岡や札幌などに広げたい。当面は預金と保険商品の販売だが、徐々に投資信託や住宅ローンの販売も。10年までの設置目標は90店舗。ノウハウなどを蓄積した上でさらに広げたい。

  −人材育成は

  片岡 インストアブランチではお客様に対応するスタッフの能力、人格などが問われる。金融商品取引法の施行でお客様に対して丁寧な商品説明が必要となり人材育成に時間がかかる。当行では実務経験者が7割ほどおり、随時育成している。東北からも当行へ応募がある。

  −今後の展開は

  片岡 これからの計画になるが、地域の金融機関とさまざまな提携業務も検討している。当行単独では行わない業務も出てこよう。ケースバイケースに対応したい。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします