2007年 12月 15日 (土) 

       

■ 生前交流あった音楽家が遺作の楽器を用いて 18日に水原洋記念演奏会

     
  本番を前に練習に力を入れる水原良子さん(ピアノ)と山口あういさん(バイオリン)、石原博史さん(チェロ)  
  本番を前に練習に力を入れる水原良子さん(ピアノ)と山口あういさん(バイオリン)、石原博史さん(チェロ)
 

 第1回水原洋記念演奏会(同実行委員会主催)が18日、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホール小ホールで開かれる。昨年2月に逝去した同市在住のクラシックギター製作者、水原洋さんと生前交流のあった音楽家たちが企画。水原さんが製作した楽器を使った演奏で故人をしのぶ。

  佐藤俊さんは、水原さん作のバロックギターで「ルドビーコのハーブを模したファンタジー」(A・ムダーラ)など2曲を演奏。このほか、佐藤さんと木村悟さんが、水原さんの工房に残っていた2本のクラシックギターで、ソロやアンサンブルに取り組む。

  チャイコフスキーの「ピアノ三重奏曲イ短調作品50『偉大な芸術家の想い出のために』より」は水原さんの妻の良子さん(ピアノ)と山口あういさん(バイオリン)、石原博史さん(チェロ)の3人が共演。

  同曲はチャイコフスキーが同郷の大ピアニスト、ニコライ・ルービンシュタインの訃報に接して作曲したもの。生前、水原さんは一緒に聴いていた良子さんに「長大な曲だなあ」と感想をもらしたという。「われわれの追悼の思いを込めて演奏したい」と良子さん。

  「主人の名前を残したコンサートを通して『地元でもこんなに頑張っている演奏家がいる』ということを伝えたい。今後も定期的に演奏会を続けられれば」と話す。

  会場ロビーでは水原さんと親交のあった市内在住の版画家、吉田好晴さんの作品展を開催する。午後6時開場、同7時開演。入場料は2千円。チケットは市内の各プレイガイドで発売中。問い合わせは佐藤さん(電話019−664−6550)か松本さん(電話019−651−8862)まで。


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