2007年 12月 17日 (月) 

       

■  観光客に「不自然なう回」と不評 盛岡駅前のタクシー

     
  盛岡駅前のタクシー乗り場から出発すると迂回を強いられ、観光客に不評となっている  
 
盛岡駅前のタクシー乗り場から出発すると迂回を強いられ、観光客に不評となっている
 
  盛岡市の玄関口となる盛岡駅前の交通体系が観光客に不評を買っているとして、盛岡商工会議所の永野勝美会頭が谷藤盛岡市長に改善の要望書を提出した。タクシープールから乗り込んだ場合、開運橋方面に向かうには不来方橋方面へ迂回(うかい)しなければならず、旅行客らの誤解を招いているという。

 現行の交通規制では、盛岡駅から真っすぐ開運橋へは向かえない。タクシー乗り場から中央通方面に向かうには、旭橋か不来方橋かの南北どちからのルートをとらざるを得ず、真っすぐ開運橋を渡るものと思っている旅行客や市民からも「不自然な迂回」と映るようだ。走行距離を稼いでいるという不審の原因にもなる。

  盛岡商工会議所の永野会頭は14日、市役所で谷藤裕明市長に盛岡駅前の車両(タクシー等を含む)交通の改善に関する要望書を手渡した。

  市の発展のために観光産業振興が重要であるとし、その上で、盛岡の観光イメージアップのためにも▽タクシーが迂回して開運橋方向に進行する現在の運行方法の改善を図ること▽タクシーと一般車両の乗降場所が同一であり、混乱を招いているので両車の区分を明確にするなどの改善を図ること−の2点に取り組むよう要望した。

  谷藤市長は「この問題は以前からの懸案となっている。T字路の複雑な場所。盛岡駅周辺交通改善計画連絡会では、さまざな意見や案なども出ている。それぞれの利害関係なども複雑に絡んでいる面もある。障害者や高齢者の方々の要望もある。思い切って1本化できればよいが」と話した。

  永野会頭は「万人に良い案は無理だろう。それではいつまでも解決策は出ない。観光客のリピートにも響くので早期解決に向けて英断を」と迫った。

  谷藤市長は「連絡会では年度内にいくつかの案の策定に向けた検討が行われる。社会的実験も含み、前向きに検討したい」と話している。

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