2008年 1月 3日 (木) 

       

■ 〈北Gのライブトーク〉19 北島貞紀 年の初めの音楽は

 明けましておめでとうございます。本年も「北Gのライブトーク」よろしくお願いします。昨年の仕事納めライブ、体調不全から危うくドタキャンしかけた話を書きましが、私たちの仕事は、実はその会場に時間通り入ることで半分以上が終わります。その後の演奏の出来不出来は、「神のみぞ知る」ですから。

  さて、正月の音楽というと、真っ先に思い浮かぶのが琴の音色です。つい1週間前までクリスマスソングで浮かれまくっていて、急に雅楽に行ってしまうところが、良くも悪くも日本ですよね。

  バンドマンは、演奏する曲によって季節感を感じる。クリスマスソングの次は「蛍の光」をやって、年を締めるのですが、正月になると、象徴する曲がない。僕の経験では、新年に特別な曲をやった覚えがない。

  「お正月」という曲は、「もういくつ寝るとお正月…」と正月を待ちわびる歌だし、かろうじて言えば「年の初め」なのだが、いずれにしろ除夜の鐘の延長のようなオゴソカ気分で、新年のパーッとした明るさからは遠い。

  スタンダードナンバーから新年の曲をといわれれば、迷わず「世界は日の出を待っている」を選ぶ。薗田憲一とデキシーキングスあたりの演奏でこれを聴くと、世界中が新年の日の出を待って歓喜の声を上げる情景が目に浮かぶのだ。

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