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佐藤和也さんと手作りバス |
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県立盛岡ろう学校専攻科2年の佐藤和也さん(20)のペーパークラフト&絵画「バス展」が14日まで、盛岡市本宮4丁目のカフェ・クリンゲン・バウムで開かれている。手作りのバスの模型7点と、絵画作品約10点が展示されている。
バスのサイズは実物の20分の1から30分の1。初めて製作した第1号「大宮駅東口行き」から「仙台駅前行き」、県内各地を走るバスまで多彩。中には屋根の上に電池を搭載して、スイッチを入れると行き先の文字が光る意欲作も。手描きの模様を入れた座席や、クリップを加工したつり革、運転席の計器や運賃箱まで、丁寧に作り込まれている。
佐藤さんは「ノンステップバスがカッコイイ」と、2005年からバス作りを開始。インターネットでバスのサイズの情報を集め、縮尺を計算して製図。塩化ビニール板とプラスチック板を素材に、外側の車体と内側の座席の部分に分けて製作している。
車体の表面はカラースプレーで模様や絵柄を表現。タイヤは、木を旋盤で加工して着色して仕上げている。作品一つを完成させるまでに5カ月はかかるが、作る過程も楽しいという。
最も気に入っているのは盛岡市内を走る都心循環バス。実物の30分の1、全長40センチのバスは、今展で最も大きな作品。バスならではの、回転軸が移動する「グライドスライドドア」に苦労しながらも、工夫を凝らして実物顔負けの力作を作り上げた。
これから取り組もうとしているのは「巨大観光バス」。全長約12メートルの実物を20分の1に縮小した60センチの大作に挑む。このほか、新幹線や電気機関車、クレーンやショベルカーも作ってみたいと思っている。
佐藤さんの個展は今回が初めて。同校寄宿舎指導員の蛯澤圭子さんが佐藤さんの作品を見て「今年の3月に卒業する前に、どこかで個展を開きたい」と企画。「この個展が将来につながれば」と思っている。
午前11時から午後9時(ラストオーダーは同8時)まで。月曜と第3金曜は定休。同市本宮4丁目20の6、電話番号019−656−5606。 |