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会場入り口で仲間と記念撮影をする盛岡市の成人のつどいに参加した新成人 |
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盛岡地域の各地では13日、冬の成人式が開かれた。進学や就職で帰省中の学生らの事情に配慮し、14日の成人の日より前倒しで開催した市町村が多い。同日は朝から風雪を伴う空模様だったが、新成人たちは初々しい振り袖や袴(はかま)姿で会場に足を運んだ。社会的な節目に際し、それぞれの思いを胸に門出に臨んだ。
盛岡市の成人のつどいは同市本宮の市アイスアリーナで開かれた。対象は87年度生まれで同市に住民票があるか市外在住の申込者ら総勢で約3600人(玉山区を含む)。このうち出席者は2460人だった。次年度は平成生まれも対象になり、昭和世代では最後の新成人たちになる。
会場周辺は冷たくて強い風が吹く中、新成人は中学時代の同窓生らと再会を果たし、元気な歓声を上げていた。お互い記念撮影をする例年の風景が見られた。
今年は、飲酒者の入場や不審物の持ち込みが規制された。このため穏やかな式だった。
谷藤裕明市長は「大人として、責任ある社会人として新しい時代を担う。先人の歩んだ道に学び、盛岡の風土で培った多くのことを礎に、国際社会や地域社会で信頼される頼もしい人間となり、古里盛岡を誇りに活躍することを期待している」と門出を祝福した。
佐々木健志さん、村山奈津子さんが代表で成人の決意。「世の中では命の尊厳をおろそかにし、倫理に背いた事件や問題が起きている。人類は豊かで便利な生活を得たものの多くの自然環境を破壊してきた。人としての思いやりの心を失いつつある。地球を守り、平和を願うなら、一人ひとりが真剣に生きることを考える必要がある。絶えることなく継いできた命を大切にするのは今を生きるわたしたちの義務」と宣言した。
来賓の工藤由春市議会議長が祝辞を述べ、菊池健君(乙部中2年)がメッセージを贈った。式典後は新成人と社会人で組織する実行委員会(熊谷大輔委員長、委員12人)作成の20年間の出来事をヒット曲とともに送るビデオが上映された。本宮小学校の6年生が合唱をプレゼントした。
熊谷委員長は昨年から市役所市民登録課で勤務している。「仕事をして人間関係やあいさつの大切さを知った。時と場所をわきまえて行動できる社会人、新成人を目指したい」と話していた。
14日は雫石町で成人式がある。 |