県人事委員会は来年度職員採用試験の受験を目指す大学3年生らを対象に2、3月、「オープン県庁2008」を開催する。積極的で使命感を持った受験者を確保しようと初めて企画した。希望する職種の県職員とグループで対話、懇談してもらい職種への理解を深め、職員になりたいという意欲を引き出すのが狙い。
対象は大学3年生を中心に、08年度県職員採用T種試験の受験を目指す人たち。近年、T種受験者が大幅な減少傾向にあり、大学生の就職も公務員志向から民間志向へと変化してきている。一方、地方自治体は財政難など厳しい環境に置かれ、採用数も減少する中、これまで以上に優秀で使命感を持った人材の確保が不可欠と、オープン県庁を企画した。
県人事委員会職員課によると、同試験における受験者は根強い公務員志向もあって、バブル景気の時代も含めほとんどの年で1千人以上の受験者があった。近年では景気低迷で就職氷河期と言われた中、2000年から04年度まで1200人前後が受験してきた。
一方、採用予定数は01年度こそ120人だったが減少傾向にあり、05年度は16人、06年度は17人と激減。採用予定者の減少もあって05年度は850人の受験があったが、06年度には473人と大幅に減った。最終倍率こそ高いものの、受験者数そのものを多くし優秀で使命感を持った人材の確保につなげたいという。
県では受験希望者向けに県庁業務セミナーを開催し、大人数を対象にガイダンスの機会や職員の生の声を聞く機会を設けている。今回のオープン県庁は1回の参加定員を絞り、興味や関心のある職種の中堅から若手の職員と、県庁舎内で希望職種別の少人数で懇談してもらう。セミナー以上に理解を深め、意欲を高めてもらう機会になればと期待している。
オープン県庁は2月8日に第1回、同22日に第2回、3月にも7日と21日の計4回、いずれも午後1時半から同3時半の時間で、盛岡市内丸の本庁で行う。定員は、2月が各回15人、3月が各回30人。
参加は県人事委員会にメールで申し込むこと。先着順に受け付ける。各回の開催日の14日前が締め切り日だが、定員に達した場合は期日前に締め切る。1人1回のみ参加できる。申し込みは@氏名A受験予定職種B希望回C質問事項−を記載して次のアドレスへ。DD0002@pref.iwate.jp
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