2008年 1月 19日 (土) 

       

■ 八幡平市で新庁舎建設の基本構想案まとまる

 八幡平市庁舎建設検討委員会(委員長・古澤眞作県立大学副学長)が18日、松尾地区の松尾総合支所で開かれ、市庁舎建設基本構想案をまとめた。古澤委員長から報告を受けた田村正彦市長は「予想していたような提言が多かったと思う。コミュニティー的なものが欲しいというものなど、行政組織的な部分以外の提言がけっこうあるという印象を受けた」と語った。年度内に基本構想をまとめ、新年度からは基本計画策定、用地交渉を行う予定になっている。

  市庁舎の新築は新市建設計画で西根地区の平舘と松尾地区の野駄地内にまたがる通称平舘・野駄田んぼに敷地を求め建設する方針。

  基本構想案によると敷地面積は約5ヘクタール、建物の規模は事務室、会議室、議事堂などを含めて5447平方メートルと算定している。

  庁舎建設費は20億円で、用地取得費と造成費は含まず建物のみで試算している。財源は毎年2億円ずつ積み立てている庁舎建設基金10億円、合併特例債9億円(元利償還金の7割が交付税措置。償還期間は15年)、一般財源から1億円。これに松尾庁舎の解体工事費7820万円が加わる。

  委員会では、基本的な考え方として▽市民と行政のコミュニケーションの場として市民に開かれた明るく安らぎのある空間▽ロビーには市の歴史や産業・特産品の紹介コーナーを設置し、市民が気軽に立ち寄り交流を深めることができる環境を目指す−。

  新庁舎に導入する機能として、市民サービスを重視した誰もが使いやすく分かりやすいことを基本とし、▽窓口カウンターを移動可能なものとし効率化、各種の申請・届出・証明書の発行を1カ所で行えるワンストップサービスの導入▽本庁舎と出先機関にテレビ電話を設置して、出先機関で本庁と同じ市民サービス、相談が受けられるようにする▽災害時の本部機能を充実、情報伝達、ライフラインの維持、備蓄機能を持たせるとしている。

  今後のスケジュールは、来年度に基本計画の策定、建設地の選定と用地交渉、09年度に用地取得、基本設計、10年度に実施設計、11年度に造成、建設着手、12年度に完成、13年度に移転する。本庁職員は現在の222人より1割少ない200人が新庁舎に入る。

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