2008年 2月 1日 (金) 

       

■  大西民子は母校の先輩 短歌詩「波濤」発行責任者中島さんが訪問

     
  中島やよひさんと交流する盛岡二高文学研究部の部員たち  
 
中島やよひさんと交流する盛岡二高文学研究部の部員たち
 
  全国に1500人の会員を擁する短歌誌「波濤(はとう)」の発行責任者、中島やよひさん=東京在住=が1月28日、盛岡市上ノ橋町の盛岡二高(牛ア骰Z長、生徒645人)を訪れ、同校文学研究部の部員9人と交流した。同誌の創刊に携わったのは、同校(当時は盛岡高等女学校)出身の歌人、大西民子(1924〜94年)。生徒たちは、大西からバトンを受け継いだ中島さんから、母校の大先輩の生の声を聞き、その人となりや歌作の姿勢について思いをはせた。

  大西は盛岡生まれ。盛岡高等女学校から奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)に進む。釜石高等女学校(現釜石南高校)教諭として勤務した後、埼玉県に転居した。同誌の創刊を見届けた直後に逝去した。

  同部では年に1度、部誌「はなぶさ」を発行。昨年とおととしの2回は「大西民子の世界」として、その生涯や短歌についてまとめた。生徒たちはその研究の過程で疑問に思ったことなどを、中島さんに積極的に質問した。

  生徒からの「大西さんはなぜ短歌を始めたのか」という問い掛けに「多分、石川啄木ではないかと思う」と中島さん。「皆さん、賢そうな方ばかりで、うれしくなった。啄木と大西民子という素晴らしい土壌があるので、皆さんも研究だけでなく、短歌も作ってほしい」と呼び掛けた。

  遠藤弓美部長(2年)は「自分たちが研究しても分からなかった、大先輩のことをたくさん聞くことができてよかった。いい経験になった」と話していた。

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