| |
|
|
| |
 |
|
| |
自己破産申請した岩手第一ホテル |
|
盛岡市上田4丁目の岩手第一ホテル(瀬戸山徹社長、従業員14人、資本金6500万円)は2月1日、盛岡地裁に自己破産を申請して受理された。申し立て代理人は盛岡市の渡辺正和弁護士(同市本町通2の1の36、電話019−604−6321)。負債総額は約8億8300万円とみられる。
同ホテルは1日から閉館し、玄関には「多額の債務を抱え支払不能の状態になっており、近日中に盛岡地裁に対し自己破産の申し立てをする」との張り紙が張り出されていた。
債権者の1人は「改築するとか聞いていたが、きのう従業員に説明があったというので急いできてみたが、こんなことになるとは」と話し、驚いていた。
帝国データバンク盛岡支店によると同社は1977年6月設立。ピーク時の97年3月期には売上高約6億8800万円を計上していた。ホテル1階に中華料理店、焼肉店、居酒屋などを運営し、飲食部門を強化していた。ホテルの老朽化が進んでリニューアルを検討したが実現できず、盛岡市内へのビジネスホテルの進出で競争が激化。07年3月期の売り上げは約3億500万円まで減少していた。
過去には関連会社の盛岡市の有限会社日本レストラン産業が84年に和議申請し、87年の和議申請取り下げに伴い同社の債権債務を継承した経緯がある。売り上げ減少に歯止めがかからないことに加えて、過去の債務が収益を圧迫し、先行きの見通しが立たずに自己破産に踏み切った模様。
|