2008年 2月 8日 (金) 

       

■  〈経済〉米ぬかで「サプリ」パン 盛岡市の白石食品工業が新製品

 盛岡市黒川の白石食品工業(白石茂社長)では1月、初の米ぬかを原材料とした新年第1弾の新商品「ナチュラルサプリメントブレット」4品を発売した。食の健康や自然志向に対応した商品で、ヘルシー時代の中で新たな市場開拓を目指す。

     
  ブランドールで発売の新商品「ナチュラルサプリメントブレット」  
 
ブランドールで発売の新商品「ナチュラルサプリメントブレット」
 
  同商品は、米ぬかを活用した植物性乳酸発酵種と野生酵母(自然から分離した状態のままの酵母)を掛け合わせた無添加のパン。各種ビタミン、ミネラル、繊維質などが含まれたサプリメントタイプの新しいパン。

  プルミエ(1きん、税込み300円)は、主に女性を対象にした食パンで、米ぬかに含まれる豊富な食物繊維とコラーゲンを加えた。プルミエロール(1個80円)は、気軽に食べられるテーブルロールで原材料はプルミエと同じ。個食対応のパンでターゲットは一人暮らし。

  レーズンライ麦ブレット(1本600円、半分300円)は働き盛りが対象。レーズンに含まれるカリウムと低脂質、ノンコレステロールが特徴。クルミとイチジクのグラハムブレット(同)は高齢者が対象。米ぬかのビタミンB1、Eとイチジクのカリウム、フィシン(たんぱく質分解酵素)などが特徴。いずれも塩味で甘さ控えめ。

  同社直営店のインストアベーカリーのブランドール(16店舗)が販売。同社では機能性パンの位置付け。

  同社佐藤正行店舗統括次長は「最近は動物性の食べ物を取りすぎ、食生活が乱れている。生活習慣病も増加している。そのため自分の体や心に気を付けたり、ビタミンやミネラルをサプリメントで摂取する人が増えた。当社では半年前からこの流れに着目し独自にパンがサプリメントの役目をできないか考えていた」と新商品開発の経過を語った。

  同社では米ぬかに着眼して開発を重ね商品化にこぎつけた。「米ぬかの成分を大事に各種ビタミンを入れる。しかも無添加。高付加価値のパンとして顧客を絞り込み商品化した。1月中旬から、各店で焼き立てのパンとして出している。まずは手応えがよい。これからも需要が見込める」という。

  佐藤次長は「今後シリーズで展開したい。高付加価値の商品を出すことで当社の新たな市場を開拓し県外大手に負けないよう頑張る」と話していた。

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