2008年 2月 16日 (土) 

       

■ 竹内副知事18日に退任 難しい課題に直面の4年間

     
  副知事を退任する竹内重徳氏  
 
副知事を退任する竹内重徳氏
 
  県の竹内重徳副知事が18日で退任する。副知事に就任したのはいったん県庁を退職してからのこと。増田県政3期目の04年に改めて迎えられ、三位一体改革、岩手競馬問題に難しいかじ取りを迫られた県政を支えた。その後、初年度の達増県政を補佐した。退任に際しての所感を聞いた。

 −内外に難しい課題を抱えた県政のもとでの任期だった。

  竹内 増田知事から副知事をという話をいただいて、そのときの課題は県の財政問題。厳しい状況でこれを何とかしなければならない。そこに力を振り絞った。そのほかに当時大きな課題は競馬問題、雇用問題、産業振興だった。

  財政再建は何より最優先で県予算をかなり圧縮したが、ここはひと通り道筋を付けられた。その過程で地方分権、三位一体改革が入ってきた。何が何でも分権を実現することだと。どこから来ているかと言えば地方財政の困窮が一番大きな要因だった。これは是正しなければならなかったが、ちょっと時間が少なかった。そのあたりを含めて三位一体改革は地方が望ましい状態になっていない。

  新知事のもとでは大都市圏と地方の間の大きな格差ができている。それをどうするか。県民経済をどう底上げするか、県がどう元気を出していくかが達増知事の一番やりたいこと。そういうことをきちんと手伝って県職員と知事をつなぐ役割は果たせた。

  −県職員に申し送りたいことは。

  竹内 今日的課題は結構あるが、わが県は世界に誇るべき歴史文化、先達を含めて極めて有為な人材という大きな宝を持つ。県経済の底支えをしていくための先端技術産業、ものづくり産業が着実に集積している。これが岩手県にかけがえのない環境とうまく共生、調和すれば力の源になる。わが国を支えていくべき安全で安心で極めてクオリティーの高い食糧を生産する基盤は着実にある。これを知事を先頭に県民と一緒になって職員一体で推進すれば、知事が言う世界に羽ばたける県民になると思うので、その方向を見て頑張ってほしい。

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