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作品を発表する市小中学生俳句・短歌大会の受賞者
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第2回盛岡市小中学生俳句・短歌大会の表彰式が16日、盛岡市玉山区の渋民公民館で行われ、小中学生が豊かな感性で詠んだ俳句、短歌を表彰した。今年は市内の小中学生から俳句4038首、短歌1211首が寄せられた。
俳句の小学生高学年の部で特選に入った小綿叶さん(好摩小5年)は「おはようとあいさつ白い息になる」と寒い朝の登校の様子を詠んだ。選者で玉山区芸術文化団体連絡会の工藤節朗会長は「寒い朝の白い息は心のこもった元気の証し、みんなの明るい笑顔が見えてくる。学校に集まってくる子供たちの元気の良さが表れている」と講評した。
「一刹那空を切り裂く稲光あとはふたたび静寂の夜」は短歌の中学生の部で特選に入った高橋綾香さん(見前中2年)の作品。空を切り裂くように閃光を放つ雷と静けさを取り戻す夜を見事に表現した作品に岩手県歌人クラブ菊澤研一会長は「言葉がしっかりしている。稲妻としたいところだが、稲光とすることで歌の調子が良くなる」と講評した。
表彰式終了後には初めての開催となる小学生による俳句会、中学生による短歌会も開かれた。俳句会には市内の5校から児童9人が参加。事前に1首ずつ詠んできた作品を作者を明かさずに発表し、参加者から句に対する意見を聞いた。
参加児童に最も評価が高かったのは「あったかいこたつに集まる家族の輪」という作品。児童からは「一家だんらんの様子が伝わってくる。こたつに入りながら家族でおしゃべりをしている様子が分かる。あたたかいではなくあったかいという表現もいい」と作品について意見が出た。
八巻恒雄市教育長は「俳句や短歌はみんなの心の表れ、みんなが見たり聞いたり五感で感じたことを言葉で表したもの。俳句や短歌を通して心を磨き、一層詩歌の世界に親しんでほしい」と話した。
表彰式では受賞者が一人ひとり壇上に上がり受賞作を読み上げた。俳句や短歌には自分が感じたままの印象を詠みながらも、まったく同じものを見ても見る人によって感じ方表現方法が異なる面白さがある。自分自身の言葉で物事をとらえた作品に会場の大人からも感嘆の声が漏れた。 |