2008年 3月 4日 (火) 

       

■  実質公債費比率20%も医大関連整備は「不退転」 川村矢巾町長が施政方針で

     
  施政方針演説をする川村光朗町長  
 
施政方針演説をする川村光朗町長
 
  矢巾町議会3月定例会が3日開幕し、川村光朗町長が施政方針演説をした。この中で川村町長は実質公債費比率が20・3%に達し、起債が制限される18%を2・3ポイント上回っていることを明らかにした。「矢巾町公債費比率適正化計画に基づき平成25年度までに18%未満に引き下げる。ひっ迫した財政状況にあることを認識しながら、職員とともに創意と工夫を凝らし全力を挙げて町政を執行してまいりたい」と決意を語った。会期は21日までの19日間。

 2008年度予算案は一般会計が80億3920万円で前年比6・3%減、7特別会計と水道事業会計を合わせた予算総額は146億1163万7千円で、同18・3%の大幅減になる。

  「平成20年度予算は財政調整基金等からの繰入金に頼らざるを得ない状況にあり、依然として厳しい行財政運営が求められ、今後も財政基盤の確立と健全性を維持することがますます重要」と述べた。

  第6次総合計画の施策項目ごとに来年度予算を説明したが、この中で「今年度から早期移転を目指した岩手医大第2次計画関連17・9ヘクタール、その周辺部の民間開発8・4ヘクタール、並びに盛岡南消防署矢巾分署の南側の南矢幅中村地区5・7ヘクタールに良好な居住環境整備を行い、新市街地形成を行う市街化区域の拡大をはじめ本格的な土地利用計画の見直し、町発展の基礎となる土地利用計画の見直しに不退転の決意で取り組む」と、医大関連、周辺の土地利用計画の見直しについての決意を示した。

  ほかに、農地基盤整備で県施行事業の徳田第2地区108・6ヘクタール、下矢次地区39・5ヘクタールのほ場整備事業を進める。矢幅駅前整備の駅西地区については区画道路、駐輪場、駐車場整備、建物移転による面的整備の早期完成に取り組むとし、東地区については「岩手医大附属病院の移転に伴う整備が求められることから、用地の先行取得を推進、事業の早期完了に結びつく民間活力の導入の可能性について検討する」と述べた。

  医大関連の町道幹線道路網の整備については「岩手医大の全面移転計画との整合を図りながら、アクセス道路の整備に向けた計画を進めてまいる。具体的には県の施行計画にある国道4号と国道396号を結ぶ都市計画道路矢幅駅黒川線、徳田橋架け替えの早期整備に向けた要望活動を展開、国が推進しているスマートインターチェンジを矢巾パーキングに新設し、合わせてアクセス道路の整備に向けた調査を行う」と述べ、高速道と医大を結ぶ救急道路の検討をしていくことを明らかにした。

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