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濱千尋さんと絵画「はじまりの話をする」 |
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岩大大学院1年の濱千尋さんの初めての個展が8日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子Uで開かれている。2005年から今年にかけて制作した絵画と版画を合わせて19点が展示されている。
最新作「はじまりの話をする」(120×138センチ)は今展で最も大きな作品。アクリル絵の具の下地の上に、オイルパステルをメーンにさまざまな画材を駆使。イメージは「世界のはじまり」。古代の壁画から着想した動物や植物、建物などを、海や空を思わせるブルーを背景に描き込んだ。
絵画作品では数え切れないほどたくさんの色数を使うのが特徴。だが「一つひとつの色に意味を持たせ切れない。色をたくさん使うのは、色がないのと印象が近い」という。あふれんばかりの色を配した絵画作品と1色で刷った版画作品は、自身の中では同一線上にある。
大学時代は絵画を専攻していたが、大学院では版画研究室に所属。「色よりも形を重視している」という濱さんにとって、版画の線の表現が自分に合っていると思う。
今回初めて挑戦したのは、樹脂版を使ったカラー版画。柔らかい版の上に鉄筆で直接、描画していくが、手の動きがそのまま線として出るところや、発色の鮮やかさが気に入っている。
午前10時から午後7時(最終日は同5時)まで。 |