2008年 3月 9日 (日) 

       

■ 盛岡市が本宮に分離小を新設へ 12年度開校目指す

 盛岡市は、児童数が急増している市立本宮小学校について学区を分離して盛南開発地内に仮称第2本宮小学校を新設する。開校は2012年度の予定。場所は盛南開発地内の2・3ヘクタール。このため08年度当初予算案に土地取得費14億円を計上した。取得額は不動産鑑定を経て実施し、10年度に校舎体育館の建設工事に着手する考え。

 盛南開発事業により同校学区内は住宅分譲が進み、児童数が急増している。08年度にはプレハブの仮設校舎を建設し、08年度から使用することにした。児童数は今年度881人から12年度には1・5倍の1200人を超えると推計されている。周辺の住宅地はさらに面的に拡大していくとみられる。

  このため市教育委員会は、このままでは特別教室や体育館、プールの利用が制限され、児童の人間関係や学力に影響を与えかねないと判断。校舎増築から学区の分離、学校新設を検討してきた。

  場所は盛南開発事業地域の同市向中野地内の学校等用地。都市再生機構岩手都市開発事務所付近に位置する。

  市は新年度予算案に土地取得費14億円、不動産鑑定料89万4千円を計上。年度内に不動産鑑定を行い、市財産評価委員会の答申を経て取得事務に入る。

  新年度に整備の基本構想をまとめ、年度途中にその骨子案を公表。学校、PTA、地域住民の意見聴取を踏まえ、土地を取得する。

  09年度は埋蔵文化財調査、校舎と体育館の実施設計をし、09年度に建設工事に着手。11年度に完了し、開校準備を進める。12年度に開校、プール建設、校地の整備にかかる。

  事業については7日の市議会議員全員協議会で説明があった。

  宇夫方正人教育部長は総事業費について「まだ12学級とするか18学級とするか学校規模が未定であり、校舎規模の特定もできない。市小中学校適正配置検討委員会で議論して基本構想の骨子案をまとめ、総事業費も決定していく」と述べた。

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