盛岡市みたけの菱和建設(及川力社長)は2月下旬、県内初の日本SME格付けで最上位のaaa(トリプルa)を取得した。日本の中小企業間の比較で「債務履行能力が極めて高い」と判断され、建設業者としても全国初の最上位格付けとなった。岩手銀行(高橋真裕頭取)の新サービスを活用した。
日本SMEは05年12月、アメリカの大手格付け会社S&P(スタンダード&プアーズ)と中堅・中小企業データーベース運用会社の日本リスク・データ・バンクが共同開発した日本国内の中堅・中小向け格付けサービス。
過去5期分の決算書等を分析し「債務履行能力が極めて高い」(aaa)から「事業環境などが悪化した場合は債務を履行できない可能性が高い」(ccc)まで7段階で評価する。岩手銀行は07年3月から、新サービスとして同格付けの取次業務を開始している。
同社は、73年の創業。土木工事、建設工事、不動産の売買・賃貸が主要事業。資本金は2億2千万円。年商60億9600万円(07年9月)。
及川社長は「このたびの格付け取得は創業以来。これまで地道に培ってきた対外的な信用力が第3機関に評価されたもの。冷静に受けとめている。建設業界は長期低迷にあり、展望が見いだせない中にある。今回の格付け取得で責任の重みを感じており、今後も頑張りたい」と話していた。
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