2008年 3月 11日 (火)
■ 〈美術〉岩手大学大学院3人が修了制作展
向口暁子さんのアクリル画「『生』からはじめる絵・ありのままの姿」
岩大大学院美術科の修了制作展が12日まで、盛岡市盛岡駅西通のアイーナ5階ギャラリーで開かれている。大学院修了生有志3人が、絵画や版画、デザイン作品など27点を出展している。
向口暁子さんはアクリル絵の具の抽象作品5点を出展。黄色系の柔らかな色彩を使った「『生』からはじめる絵・ありのままの姿」は自身にとって、6年間の集大成。「今の世の中では物が重視されているが、精神的なものを描きたい」と向口さん。「肉眼では見えない精神や魂、心の実態とは、風や水のように流れ動くものではないか」という思いを作品化した。
千葉さなえさんの版画作品「森」
千葉さなえさんは木版画の20点の連作「kotona」を出展。モチーフは自身の幼少時代から現在までの記憶。山懐に抱かれた実家の暮らしをテーマにした「森」や、話すのが苦手だったという幼いころの自分を表現した「おうと」などが展示された。
佐々木新さんは「インダストリアルデザインにおけるデザインアイデアの創出方法に関する研究」に取り組んだ。会場にはその内容を紹介したパネルを展示。研究を通して得られたデザインアイデアを基に、実際に制作した水筒のプロトタイプ(原型)も紹介している。
午前10時から午後8時(最終日は同3時)まで。
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