2008年 4月 3日 (木) 

       

■  〈北Gのライブトーク〉30 北島貞紀 ギャラの話(中)

 毎日演奏する場所、いわゆるハコがめっきり減った。たとえハコがあったとしても、ひとつのバンドが独占というのではなく、日替わりでバンドが入れ替わったりすることのほうが多くなってきている。

  たとえばホテルのラウンジ等がこれにあたるが、基本的には雰囲気を良くするBGMなわけで、今のご時勢、高いギャラはとりにくい。

  ワンナイト(1晩)、3万から5万までか。それをトリオなら3人で、デュオなら2人で分けることになる。(当然のことながら、ソロなら分ける必要はない)ということで、レギュラーバンドの維持は非常に難しくなった。

  したがってメンバーそれぞれがフリーとなって、それぞれのつながりで仕事を探し、必要なときだけ集まるということになる。

  ハコの仕事以外には、ツアーバンドだったり、単発のコンサートのメンバーだったりということになるが、俗にいうスタジオミュージシャン系といえようか。

  こちらは日立て5万位が相場らしい(ただし、東京。もちろん個人差はある)。月10本以上の仕事がコンスタントにあればよいが、多いときは20本、少ない時は5本だったりと安定しないらしい。

  これが、東京以外だとさらに厳しい。まずハコの数がない。単発の仕事も本数がない。ということで、大阪あたりでもバンドを生業(なりわい)にしているのはほんのわずかとなった。それも何とか食えているというのが現状だ。

  先日大阪の友人に電話で確認したら、僕が現役のバンドマンだった頃(20数年前)のギャラとほとんど変わっていなかった。

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