■ 盛岡市の保育所民営化第1号開所式 園児引き継ぎ「休日」「延長」に対応
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保護者らも出席した津志田保育園の開所式であいさつする鈴木正七理事長(左)
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盛岡市立保育所の民営化第1号になる津志田保育園(佐藤利美園長)の開所式は5日、同市三本柳の同園で開かれた。既に1日から移管先の社会福祉法人福振会(鈴木正七理事長)が運営を開始しており、休日・延長の各保育サービスが拡充。今秋には園舎増築により地域の親子を支援する子育て支援センター設置や乳児保育などが開始予定で定員が90人から120人になる。
式には鈴木理事長、佐藤園長らと保育士、保護者会の古館真知子会長ら保護者、来賓として地域住民、谷藤裕明市長や所管する市保健福祉部職員、市議らが出席した。同日は入園式、進級式も合わせて行われた。
鈴木理事長はあいさつで「これまで1年間、(市立時代の)津志田保育園の職員の皆さんと引き継ぎ保育を実施し、市職員の皆さんに指導いただいた。保護者の皆さんには民営化で不安や戸惑いもあると思う。公立の良き伝統を引き継ぎ、保護者が安心して仕事ができるよう発展させていく」と誓った。
谷藤市長は「日本一子供に優しい保育園づくりの理念で78年に川目保育園を開所し、子供たちの育成に尽力されてきた。保護者の就労形態や多様なニーズから民間の柔軟な運営で対応するべく福振会に移管した。新たな一歩を踏み出し、きめ細かな保育事業へ一層の努力を」と激励した。
古館会長は「民営化で先生たちが変わり、子供たちの反応が気になっていた。これといったトラブルもなく一安心している。新しい保育園には期待と不安がある。子供たちが元気で楽しく過ごせる、お父さんお母さんたちが安心して預けられる保育園でありつづけてほしい」と願った。
移管に当たり市は3月市議会の議決を経て保育園舎(約4300万円)を同会に譲与。同会は今月から休日保育、従来の午後7時までから同8時までの延長保育を開始した。
今秋にも同園東側の敷地内に園舎を増築し、子育て支援センターを整備するほか、急用のあった場合に一時的に子供を預かる一時保育など通園者以外のサービスも行う。同時に0歳児の乳児保育は定員を30人とする。
民営化は市の行財政構造改革に伴い、第1次計画で06年8月に津志田(08年度)、なかの(09年度)の移管が発表された。市は07年1〜2月に移管先を公募。保育園を運営する社会福祉法人2者が名乗りを挙げた。審査の結果、福振会が選定され、07年度は同会保育士が引き継ぎ保育を展開した。
この間、一部の保護者や市職労が反対し、計画の撤回・凍結を求める動きも出た。佐藤園長は経営方針の説明で「子供第一主義、職員の規律順守など環境整備に努める。入園させてよかったと思われる保育園に地域、行政の指導ももらいながら誠心誠意尽くす」と約束した。
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