いのち
いのち
みんないのち
牛豚鳥魚 小麦米野菜
あらゆるいのちが私のために
食べ物へと変化する
牛の頭に銃をあて
屠殺しているのは
牛を食べる私自身
豚の足を切り落としているのも
豚を食べる私自身
私の代わりに
とさつ場で働いている人は
私 そのもの
食べ物の為に牛豚鳥を殺す
生きるためには
そうせざるをえない
私が生きるためには
多くのいのちの犠牲をもいとわない
それが
私のいのち
生きるために 食べているのか
食べるために 生きているのか
いのち
いのち
みんな いのち
牛のいのちと 豚のいのち
私のいのちと 何が違う
牛のいのちが尽きるのが
人の手によるものなら
私のいのちが尽きるのは
誰の手によるものなのか
生きているいのちを食べて
はじめて
いのちに生かされている
自分に気づく
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