2008年 4月 7日 (月) 

       

■  〈経済〉新人に地域貢献意識植え付け 北日本銀行が合宿で集中講義

 北日本銀行(佐藤安紀頭取)は4日まで、新入行員の研修を実施した。佐藤頭取の講話などのほか、盛岡市内中心部のごみ拾いを研修カリキュラムに初導入し、地域貢献活動(CSR)意識の醸成を目指している。

     
  盛岡市内のごみ拾いをする北日本銀行の新人行員  
 
盛岡市内のごみ拾いをする北日本銀行の新人行員
 
  同行の新入行員は昨年度より18人多い79人(男子36人、女子43人)。過去10年で最も多い採用数になった。研修は3月27日から4日までの8日間(1日休日)。同市中央通のいわて共済ビルを中心に合宿で行われた。佐藤頭取はじめ同行役員、各部の部長、先輩行員らが講師を務めた。

  行員としての心構え、職場のマナーから金融経済の基礎知識、金融機関の責務と役割、商品研究、渉外活動の基本、融資業務の基礎知識などを学んだ。

  佐藤頭取は講話で新入行員時代から自行株式も持ちながら、同行の動きを客観的に判断していたこと、将来頭取になる目標を立て行動していたことなどを述べ、目標を持つ重要性を語った。

  商品研究ではワークショップ形式で展開。グループに分けて同行の取り扱い金融商品をそれぞれ選び、商品特性や販売客層などを分析し発表した。

  融資業務に関しては審査部の高橋敏幸氏(入行8年目)が「融資は、融資を求めてきた客に貸してよいかどうかの与信判断を行う。相手先の特徴や収入など総合的に判断する。入行し10年、20年経ても難しく永遠のテーマ」と融資の難しさや重要性を話した。

  今回、研修期間中の早朝、市内中心部のごみ拾いを初カリキュラムとして加えた。同行本店、本町支店、肴町支店、上田支店、材木町支店のあるエリア。各班ごとに毎日、本店、支店を往復し、ごみを拾い、通行人とあいさつをする。

  同行人事部の森寿将研修担当は「今回初のカリキュラム。地域の豊かな発展に役立つことを目標とする当行の理念に基づく。地域貢献活動の一環。合わせて各支店の位置を知ってもらうことも。毎日実施したが、大通が一番ごみが多かった。携帯電話や免許証を拾った班もありすぐに警察に届けた」という。

  本店営業部配属の大鹿糠(おおかぬか)光朗さんは「大通にたくさんポイ捨てされているたばこがあった。普段気づかないことが多かった。研修で学んだ専門知識は実践しながら身に付ける」と意欲的。

  茶畑支店の西田早織さんは「肴町支店まで往復した。ホットラインサカナチョウにごみがほとんどない。驚いた。わたしも学びたい」と感想を述べた。

  研修の最後に小田中輝男常務が「家族への感謝の気持ちを忘れないこと。仕事では競争に負けない気概で頑張ってもらいたい」と新行員を励ました。

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