2008年 4月 10日 (木) 

       

■  水深50センチに広がる世界 米澤豊さんが写真展

     
  米澤豊さんと作品  
 
米澤豊さんと作品
 
  盛岡市の写真家米澤豊さん(ヨネスタジオ主宰)の写真展「水深50センチの世界パートT〜光と水の創造の世界」が30日まで、同市神子田町の嶋岡商店ギャラリーで開かれている。県内の約10河川を舞台に、水深50センチにカメラを設置して撮影した作品約20点が展示されている。

  今展で最も大きな作品は葛根田川で撮影した縦90×横180センチの大作。深いブルーの水中に、川面から筋状に降り注ぐ日の光を印象的に切り取った。

  水中写真を始めたきっかけは、昨年11月から今年2月まで県立博物館で開かれたテーマ展「岩手の渓流と釣人」。同館から協力依頼を受けたとき「足元の水中50センチぐらいの川の中はどんな感じかな」と興味を持った。カメラを入れる防水ケースを自分で手作りし、昨年の6月から10月にかけて撮影を行った。

  「こんなに浅いところにきれいな風景があることを感じてほしい。写真を見た親子が夏に、水中眼鏡を持って行って『せーの』で潜って見てもらえれば」と米澤さん。「心を静かにすると、いろいろなものが見えたり感じたりできる。素晴らしい世界がたかが50センチぐらいの川の中にある」と話す。

  米澤さんは第33回2008JPS展(日本写真家協会主催)で入選。その作品「水深50センチの世界」(4枚組)も今展で紹介している。

  午前9時から午後7時まで。20日は休み。同市神子田町7の8、電話番号019−622−8170。パートU「魚たちが創り出す風景」は5月1日から31日まで、同会場で開催する。

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