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馬の放牧が始まった滝沢村営相の沢牧野 |
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滝沢村鵜飼の村営相の沢牧野で4月30日、今シーズンの開牧が始まった。まだ雪の残る岩手山をバックに、緑の牧草地を馬たちが気持ちよさそうに駆けめぐった。今年は雪解けが早かったことから牧草の成長も早く、例年より1週間ほど開牧が早まった。今後、乳牛や肉牛の放牧も行われる。
岩手山のふもとにある同牧野は317ヘクタールの広大な牧草地が広がる。初日は村内や盛岡市などの畜産農家の農耕馬約50頭が運び込まれた。トラックから降ろされた馬たちは最初はとまどいながらも、畜舎とは違う広い草原に喜ぶように走り出した。
放牧された馬の中には今年生まれた子馬の姿も見られ、母親に寄り添うようにして草を食べたり、無邪気に牧草に寝ころんだりしていた。馬たちはこれから秋まで同牧野で放牧され、春に100キロほどだった子馬も秋には3倍ほどまで成長。かわいらしさよりも、たくましさが目立つ馬になるという。
同村の夏の風物詩として知られるチャグチャグ馬コに出場する馬もいる。途中でいったん畜舎に戻り毛並みを整えた馬は、出場後に再度放牧される。今年は牧野全体で農耕馬約50頭、乳牛約340頭、肉牛440頭が放される予定。
毎年牧野に馬を預けている滝沢村の菊地和夫さん(57)は「きょうは天気もいいし、今年は草も若々しい。いつも馬房の中でじっとしているが、馬たちもいきいきと気持ちよさそう」と元気に走り回る馬たちを眺めていた。
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