紫波町東部の山屋地区で3日、山屋・峠ミズバショウまつりが行われた。峠集落はわずか7戸の山あいの集落。山屋の活性化を図ろうと峠集落のミズバショウが自生する民有地の雑木林を借り受け、山屋地区が木道を整備するなどのボランティア活動をして観賞地にした。5年前からまつりを開いて、地区住民や遠来の人と一緒に花や郷土芸能、地域の食材を楽しんでいる。
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ミズバショウまつりで演じられた山屋田植踊 |
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今年は桜の開花が平年より早かったが、山屋地区は標高約500メートルほどといい、ふもとに比べて遅い春の訪れとなる。
会場の雑木林のミズバショウは葉が大きく肥大し全般に盛期を過ぎたが、周りにはキクザキイチリンソウやキジムシロが花を咲かせている。雑木林のナラの木なども若葉が芽吹きだしてきたところだ。住民が木道整備だけでなく、柴刈りや枝打ちで日が地面に届くように手入れをしていることから、当初よりミズバショウが増えているという。
会場周辺や国道396号からのルートの斜面には桜や桃などが咲いている。例年なら、まつりの時期はまだ開花前か開花直後ということで、今年はミズバショウと桜が一緒に楽しめた。
雑木林の脇にはイベントのできる場所も整備され、民俗芸能を踊れる舞台も組まれている。この日は国重要無形文化財の山屋田植踊が2回、演じられた。山屋に暮らす人だけでなく、山屋を離れて生活する若者も地域に戻り、お年寄りから子供までが熱演した。
屋台には旬の山菜、手作りのお菓子やそば、イワナなどが並んでいた。 |