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岩手山ろくで行われたトウモロコシ不耕起は種の実演
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飼料用トウモロコシの不耕起は種実演会(主催・県農業研究センター畜産研究所ほか)が9日、八幡平市内の岩手山ろくの草地を使って行われた。不耕起は種は従来の方法と比べて作業時間が5分の1で済む。牧草が主体となっている高標高地で栽培しても、生育や収量が耕起は種とほとんど変わらないことが、県が早坂高原で4年間行った試験で確認されている。
従来の耕起法の場合、ボトムブラウを使って掘り起こし、ディスクハローやロータリーで土を砕き細かくして、は種床を作り、コーンプランタを使ってまく。
不耕起法はトラクターに不耕起は種機を装着、除草してから直接は種していく。は種に要する労働時間は耕起法は1ヘクタール当たりで3・22時間だが不耕起法は0・59時間。5分の1以下に短縮される。
県畜産研究所が過去4年間行った調査で種の定着率は耕起法89・6%、不耕起法88・5%でほぼ同等。初期生育、収量も同様。大規模な耕地ほど効果が上がり、労働時間短縮による燃料使用量は
10ヘクタール当たり軽油で560リットルの削減が可能という。
実演した八幡平市松尾地内のほ場は標高約600メートル。1千メートルまでは可能で、この方式の場合には岩手県全域の草地で牧草より栄養価が高いトウモロコシの栽培が可能で、全域まで普及すれば牛の飼料は輸入に頼らず自給自足が可能になるという。
不耕起は種機を装着したトラクターは時速9キロの速度で走行しながら種をまいた。ほ場を確認すると15センチほどの深さに的確にまかれていた。
この様子を見学した畜産農家は「5分の1の労働時間で同等の収量が得られるなら、こんないいことはない。この方法だと高騰している輸入飼料の比率を大幅に引き下げられると思う」と期待を寄せていた。
実用段階となった技術の普及拡大を図り、高騰する輸入飼料の割合の引き下げを目的として実演会を開催した。 |