2008年 5月11日 (日) 

       

■ 元秘書が小沢氏に反旗 高橋喜信氏が自民候補で4区出馬へ

 元自由党衆院議員、高橋嘉信氏(54)は10日、自民党県連(菊池勲会長)から要請されていた、県連に設置する改革本部の本部長代行就任を受諾した。同時に要請されていた衆議院岩手4区支部長については、1区に党候補者擁立の「めどが付いてくれれば出馬表明したい」と述べ、事実上の出馬表明。併せて報道陣に対し「本日をもって小沢一郎先生に挑戦することを宣言する」と、対決意識をにじませた。

 自民党県連役員は過去2度、高橋氏と会い、改革本部の本部長代行、4区支部長の就任を要請、高橋氏は回答を留保していた。高橋氏は同日、盛岡市の党県連事務所を訪れ、菊池会長ら県連六役に回答を示した。

  回答、懇談のあと高橋氏は「党県連の不退転で改革にかけるという熱意を信じ、一緒に歩いていくことを決心したと申し上げた」と、報道陣に語った。同日は本部長代行のみで、4区支部長の就任については受諾に至らなかったが、受ける意志は固まっている。

  県連も本部長代行を受けたことで「既定の路線として、いつの時点と期限は切らないが、支部長就任を了承していただける」(千葉伝幹事長)と認識している。

  高橋氏は同日の回答内容について「すぐに出馬表明していいが、本部長代行として全選挙区の勝てる態勢、とりわけ1区についてまだ候補者も決まっていない段階で、1候補者になろうとするものが(代行として)他区の候補者を擁立するため働きかけていくことは不遜(ふそん)を極めると思った」と説明。

  改革本部で1区の候補者選定を急ぎ「めどが付いてくれれば出馬表明したい」などと、出馬表明のタイミングを示唆しながらも、支部長就任要請の受諾は確実だ。

  4区は、かつて高橋氏が秘書を務めた小沢民主党代表の選挙区。小沢氏のもとを離れてから、これまでも県内で民主党や小沢系とは候補者、選挙陣営として戦ってきたが、支部長となれば直接対決となる。

  高橋氏は小沢氏への挑戦を宣言。「政策においても、政治手法においても、政治姿勢においても間違っていると、はっきり申し上げておく」と語った。

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  菊池会長は高橋氏の回答に対し「支部長要請の答えはもらっていないが、不退転の決意に感銘したから賛同させてもらうという趣旨と受け止めた。一緒になってやってくれるというだけで120パーセント満足している」と話した。

  県連は改革本部内に置く選挙対策など3審議会の委員選考を進め、今月下旬をめどに本部を立ち上げる方針。千葉幹事長は「その中で高橋さんのこれまでの経験、考え方を生かしていただく。1区は空白なのでここに最大限の力を注いで早急に人選を進めたい」と話した。

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