2008年 5月15日 (木) 

       

■  〈北Gのライブトーク〉36 北島貞紀 開き直り宣言?

 このコラムを書いていて、時々疑問に思ってしまうことがある。バンドの話などは、その世界特有のくさみはあっても、そんなに違和感なく読んでもらえると思うのだが、こと音楽の細部になってくると、どこまで伝わるのかなぁということである(前回の話なんかね)。

  当然のことながら、描写力があればこんな疑心暗鬼には陥らないわけだが、その才に乏しいため、書いているうちに説明がもどかしくなってボツにしてしまうことも多々ある。

  ある専門用語が出てきて、その意味を説明するために、また別の専門用語が出てくるといった具合で、そういう枝葉にとらわれて肝心のことがストレートに伝えにくい。楽器を経験した人ならば、分かってもらいやすいのではなどと考えたとき、はたとひざを打った。

  「どだい音楽を言葉で表すことが無理なのだ!」うーん、とても明快な開き直りである。それならば、次のミッション(使命)は何か。精いっぱいない知恵を絞って書き、後は野となれ、山となれ…いやいや、読者の見識に委ねることである。今後もよろしくお願いします。

  前回の章で書きそびれたことがある。ジャズの楽曲は♭(フラット)キーが多い。その理由であるが、管楽器の特性によると思われる。以前に書いたように、トランペット、テナーサックスはB♭楽器(実際より1音低い)、アルトサックスはE♭楽器(実際より短3度高い)である。

  ピアノがF(♭が1つ)だとテナーはG(が1つ)、アルトはD(が2つ)、ピアノがB♭(♭が2つ)だとテナーはC(♭なし)、アルトはG(1つ)という具合に比較的読みやすい譜面になるのだ(あくまでも私見です)。

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